2016-10-28

パリに来た理由はこれでした。



12年前に脳梗塞で右半身が不自由になった父が初めてドバイに来てくれました。 


2年前に大きな脳の手術をし、長い間入院もしてたことも有りました。 


ドバイに来て8年半。
長い長い間ずっと待ってました。


私の働くエミレーツ航空に乗って父がドバイに来てくれるなんて。


この日が来るのを夢にまで見てました。 


親が、遠く離れた土地に住む娘に会いに来てくれるって、決して普通のことじゃない。 





優しいむふふや仕事を休んででも付き添ってくれた弟、日本ではらはらしてる家族たち、サポートしてくれた父の友人、そして、父の便に乗務して力を思いっきりかしてくれる先輩や同僚クルーさん。



父の顔を拝みに来てくれる友達、もうとにかく感謝の気持ちでいっぱい。 



でもやっぱり一番感謝は、不自由な体を引きずってでもドバイに来ると言ってくれた父。 



生きてくれててありがとう。 娘に親孝行させてくれてありがとう。
もう立派な大人になったから、父を包む気持ちで素直に甘えてみようと思います。



父の親友が住むパリに本日旅立ち、いてもたってもいれない私は帰りはパリまで父を迎えにいきます。
ドバイで限りある大切な父との時間を一緒に思いっきり楽しみたいと思います。



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